LinuCの試験対策と例題(学習サイト)についてまとめました。
- LinuCとは
- 1.01 Linuxのインストールと仮想マシン・コンテナの利用
- 1.02 ファイル・ディレクトリの操作と管理
- 1.03 GNUとUnixのコマンド
- 1.04 リポジトリとパッケージ管理
- 1.05:ハードウェア、ディスク、パーティション、ファイルシステム
- 1.06 シェルおよびスクリプト
- 1.07 ネットワーク基礎
- 1.08 システム管理
- 1.09 重要なシステムサービス
- 1.10 セキュリティ
- 1.11 オープンソースの文化
- 2.01 システムの起動とLinuxカーネル
- 2.02 ファイルシステムとストレージ管理
- 2.03 ネットワーク構成
- 2.04 システムの保守と運用管理
- 2.05 仮想化サーバー
- 2.06 コンテナ
- 2.07 ネットワーククライアントの管理
- 2.08 ドメインネームサーバー
- 2.09 HTTPサーバーとプロキシサーバー
- 2.10 電子メールサービス
- 2.11 ファイル共有サービス
- 2.12 システムのセキュリティ
- 2.13 システムアーキテクチャ
- 390 OpenLDAP の設定
- 391 OpenLDAPの認証バックエンドとしての利用
- 392 Sambaの基礎
- 393 Sambaの共有の設定
- 394 Sambaのユーザとグループの管理
- 395 Sambaのドメイン統合
- 396 Sambaのネームサービス
- 397 LinuxおよびWindowsクライアントの操作
- 325 暗号化
- 326 ホストセキュリティ
- 327 アクセス制御
- 328 ネットワークセキュリティ
- 330 仮想化
- 334 高可用クラスタ管理
- 335 高可用クラスタストレージ
LinuCとは
LinuCとは、2018年3月から特定非営利活動法人LPI-Japan(エルピーアイジャパン)が提供を開始しているLinux技術者認定です。
2020年4月に仮想化・コンテナ技術などのテーマを出題範囲に加える改訂が行われ、現在の出題範囲となりました。
また、2023年10月からLinuCシステムアーキテクトが最上位資格として追加されました。
- 公式サイト
- おすすめ外部サイト
レベル | 試験範囲 |
---|---|
1 | 101(Ver10.0)は「1.01」〜「1.05」、102(Ver10.0)は「1.06」〜「1.11」。 |
1.01 Linuxのインストールと仮想マシン・コンテナの利用
- 1.01.1 Linuxのインストール、起動、接続、切断と停止
- 1.01.2 仮想マシン・コンテナの概念と利用
- 1.01.3 ブートプロセスとsystemd
- 1.01.4 プロセスの生成、監視、終了
- プロセスの管理
- プロセス間通信(IPC)
- ジョブ管理
- ジョブをフォアグラウンド動作に切り替え(fgコマンド)
- ジョブをバックグラウンド動作に切り替え(bgコマンド)
- ログアウト後もジョブの実行を継続(nohupコマンド)
- ジョブの稼働状況を表示(jobsコマンド)
- シグナル送信(kill、killall、pkillコマンド)
- メモリの使用状況を確認(freeコマンド)
- 実行中のプロセスを表示(psコマンド)
- 実行中のプロセスをツリー形式で表示(pstreeコマンド)
- プロセスIDの確認(pidofコマンド)
- ポートのプロセスを表示(lsofコマンド)
- 実行中のプロセスを表示(topコマンド)
- 仮想的に複数の端末を起動(screen コマンド)
- システムの稼働時間を表示(uptime コマンド)
- プロセスIDの表示(pgrepコマンド)
- 端末多重化ソフトウェア(tmux)
- 1.01.5 デスクトップ環境の利用
1.02 ファイル・ディレクトリの操作と管理
- 1.02.1 ファイルの所有者とパーミッション
- 1.02.2 基本的なファイル管理の実行
- 1.02.3 ハードリンクとシンボリックリンク
- 1.02.4 ファイルの配置と検索
1.03 GNUとUnixのコマンド
- 1.03.1 コマンドラインの操作
- 1.03.2 フィルタを使ったテキストストリームの処理
- catでファイルの中身表示
- tacでファイルの中身表示(逆順)
- 行番号の付加(nl コマンド)
- バイナリファイルの内容を表示(odコマンド)
- ファイル先頭表示(headコマンド)
- ファイル末尾表示(tailコマンド)
- ファイルから指定したフィールドを抽出(cutコマンド)
- 2つのファイルを比較し、共通する行を結合(joinコマンド)
- ファイルを行単位で結合(pasteコマンド)
- 入力文字列を変換・削除して表示(trコマンド)
- ファイル内の行を並べ替え(sortコマンド)
- ファイルの中身を分割(splitコマンド)
- ファイルの重複行を削除(uniqコマンド)
- 印刷のためにファイルを整形(prコマンド)
- ファイルを整形(fmtコマンド)
- タブをスペースに変換(expandコマンド)
- スペースをタブに変換(unexpandコマンド)
- ファイル行数・単語数を表示(wcコマンド)
- テキストやメッセージを1画面ずつ表示(lessコマンド)
- ファイルの文字列置換、行の削除(sed コマンド)
- 1.03.3 ストリーム、パイプ、リダイレクトの使用
- 1.03.4 正規表現を使用したテキストファイルの検索
- 1.03.5 エディタを使った基本的なファイル編集の実行
1.04 リポジトリとパッケージ管理
- 1.04.1 apt コマンドによるパッケージ管理
- 1.04.2 Debianパッケージ管理
- 1.04.3 yumコマンドによるパッケージ管理
- 1.04.4 RPMパッケージ管理
1.05:ハードウェア、ディスク、パーティション、ファイルシステム
- 1.05.1 ハードウェアの基礎知識と設定
- 1.05.2 ハードディスクのレイアウトとパーティション
- 1.05.3 ファイルシステムの作成と管理、マウント
1.06 シェルおよびスクリプト
- 1.06.1 シェル環境のカスタマイズ
- 1.06.2 シェルスクリプト
1.07 ネットワーク基礎
- 1.07.1 インターネットプロトコルの基礎
- 1.07.2 基本的なネットワーク構成
- 1.07.3 基本的なネットワークの問題解決
- 1.07.4 クライアント側のDNS設定
1.08 システム管理
- 1.08.1 アカウント管理
- 「スーパーユーザー」(root)と「一般ユーザー」アカウント
- グループアカウント(/etc/groupファイル)
- ユーザーアカウントの作成(useraddコマンド)
- ユーザーアカウントの編集・修正(usermodコマンド)
- ユーザーアカウントの削除(userdelコマンド)
- ユーザーアカウントのパスワード設定(passwdコマンド)
- ユーザーパスワードの有効期限を設定を選択(chageコマンド)
- グループの作成を選択(groupaddコマンド)
- グループの削除(groupdelコマンド)
- 「/etc/shadow」の見方・編集
- シャドウパスワード(pwconvで有効化、pwunconvで無効化)
- ユーザーやグループの一覧を表示(getent コマンド)
- スケルトンディレクトリ(/etc/skel)
- 1.08.2 ジョブスケジューリング
- 1.08.3 ローカライゼーションと国際化
1.09 重要なシステムサービス
- 1.09.1 システム時刻の管理
- 1.09.2 システムのログ
- 1.09.3 メール配送エージェント(MTA)の基本
1.10 セキュリティ
- 1.10.1 セキュリティ管理業務の実施
- 1.10.2 ホストのセキュリティ設定
- 1.10.3 暗号化によるデータの保護
- 1.10.4 クラウドセキュリティの基礎
1.11 オープンソースの文化
- 1.11.1 オープンソースの概念とライセンス
- 1.11.2 オープンソースのコミュニティとエコシステム
2.01 システムの起動とLinuxカーネル
- 2.01.1 ブートプロセスとGRUB
- 2.01.2 システム起動のカスタマイズ
- 2.01.3 Linux カーネルの構成要素
- 2.01.4 Linuxカーネルのコンパイル
- 2.01.5 カーネル実行時における管理とトラブルシューティング
2.02 ファイルシステムとストレージ管理
- 2.02.1 ファイルシステムの設定とマウント
- 2.02.2 ファイルシステムの管理
- 2.02.3 論理ボリュームマネージャの設定と管理
2.03 ネットワーク構成
- 2.03.1 基本的なネットワーク構成
- 2.03.2 高度なネットワーク構成
- 2.03.3 ネットワークの問題解決
2.04 システムの保守と運用管理
- 2.04.1 makeによるソースコードからのビルドとインストール
- 2.04.2 バックアップとリストア
- 2.04.3 ユーザへの通知
- 2.04.4 リソース使用状況の把握
- CPU使用率とI/Oデバイスの使用状況を確認(iostatコマンド)
- メモリ使用量を確認(vmstatコマンド)
- [実行中のプロセスを表示(topコマンド)(https://linux.joho.info/command/top/)
- プロセス毎のディスクI/Oを監視(iotopコマンド)
- 2.04.5 死活監視、リソース監視、運用監視ツール
- 2.04.6 システム構成ツール
2.05 仮想化サーバー
- 2.05.1 仮想マシンの仕組みとKVM
- 2.05.2 仮想マシンの作成と管理
2.06 コンテナ
- 2.06.1 コンテナの仕組み
- 2.06.2 Dockerコンテナとコンテナイメージの管理
2.07 ネットワーククライアントの管理
- 2.07.1 DHCPサーバーの設定と管理
- 2.07.2 PAM認証
- 2.07.3 LDAPクライアントの利用方法
- 2.07.4 OpenLDAPサーバーの設定
2.08 ドメインネームサーバー
- 2.08.1 BINDの設定と管理
- 2.08.2 ゾーン情報の管理
- 2.08.3 セキュアなDNSサーバーの実現
2.09 HTTPサーバーとプロキシサーバー
- 2.09.1 Apache HTTPサーバーの設定と管理
- 2.09.2 OpenSSLとHTTPSの設定
- 2.09.3 nginxの設定と管理
- 2.09.4 Squidの設定と管理
2.10 電子メールサービス
- 2.10.1 Postfixの設定と管理
- 2.10.2 Dovecotの設定と管理
2.11 ファイル共有サービス
- 2.11.1 Sambaの設定と管理
- 2.11.2 NFSサーバーの設定と管理
2.12 システムのセキュリティ
- 2.12.1 iptables や firewalld によるパケットフィルタリング
- 2.12.2 OpenSSH サーバーの設定と管理
- 2.12.3 OpenVPNの設定と管理
- 2.12.4 セキュリティ業務
2.13 システムアーキテクチャ
- 2.13.1 高可用システムの実現方式
- 2.13.2 キャパシティプランニングとスケーラビリティの確保
- 2.13.3 クラウドサービス上のシステム構成
- 2.13.4 セキュリティ業務
390 OpenLDAP の設定
- 390.1 OpenLDAPのレプリケーション
- 390.2 ディレクトリの保護
- 390.3 OpenLDAPサーバのパフォーマンスチューニング
391 OpenLDAPの認証バックエンドとしての利用
- 391.1 PAMおよびNSSとLDAPの統合
- 391.2 アクティブディレクトリおよびKerberosとLDAPの統合
392 Sambaの基礎
- 392.1 Sambaの概念とアーキテクチャ
- 392.2 Sambaを設定する
- 392.3 Sambaの保守
- 392.4 Sambaのトラブルシューティング
- 392.5 国際化
393 Sambaの共有の設定
- 393.1 ファイルサービス
- 393.2 Linuxファイルシステムと共有/サービスのパーミッション
- 393.3 プリントサービス
394 Sambaのユーザとグループの管理
- 394.1 ユーザアカウントとグループアカウントの管理
- 394.2 認証と許可およびWinbind
395 Sambaのドメイン統合
- 395.1 SambaのPDCとBDC
- 395.2 Samba4のAD互換ドメインコントローラ
- 395.3 Sambaをドメインメンバーサーバとして設定する
396 Sambaのネームサービス
- 396.1 NetBIOSとWINS
- 396.2 アクティブディレクトリの名前解決
397 LinuxおよびWindowsクライアントの操作
- 397.1 CIFS連携
- 397.2 Windowsクライアントの操作
325 暗号化
- 325.1 X.509 証明書と公開鍵の基礎
- 325.2 暗号化、署名および認証のX.509 証明書
- 325.3 暗号化ファイルシステム
- 325.4 DNS と暗号化
326 ホストセキュリティ
- 326.1 ホストの堅牢化
- 326.2 ホストの侵入検知
- 326.3 ユーザの管理と認証
- 326.4 FreeIPA のインストレーションとSambaの統合
327 アクセス制御
- 327.1 任意アクセス制御
- 327.2 強制アクセス制御
- 327.3 ネットワークファイルシステム
328 ネットワークセキュリティ
- 328.1 ネットワークの堅牢化
- 328.2 ネットワークの侵入検知
- 328.3 パケットフィルタ
- 328.4 仮想プライベートネットワーク(VPN)
330 仮想化
- 330.1 仮想化の概念と理論
- 330.2 Xen
- 330.3 KVM
- 330.4 その他の仮想化ソリューション
- 330.5 Libvirt および関連ツール
- 330.6 クラウド管理ツール
334 高可用クラスタ管理
- 334.1 高可用性の概念と理論
- 334.2 ロードバランスクラスタ
- 334.3 フェイルオーバークラスタ
- 334.4 エンタープライズLinuxディストリビューションの高可用性
335 高可用クラスタストレージ
- 335.1 DRBD / cLVM
- 335.2 クラス