【Linux】ifconfigコマンドでネットワークインタフェースの設定

Linuxのifconfigでネットワークインタフェースの設定を表示・変更する方法についてオプションと例題付きでまとめました。

ifconfigコマンドの使い方

ifconfigコマンドは、ネットワークインタフェースの設定を表示したり、変更できます。
よく使うのは、IPアドエスを確認するときです。
ただし、現在は「ip」コマンドを使うのが推奨されています。

ifconfig [オプション] [インタフェース]
オプション 意味
-a 全てのインタフェースを表示(停止中含む)
-s インタフェースを簡単に表示
up インタフェースを起動
down インタフェースを停止
add インタフェースにIPアドレスを追加
del インタフェースからIPアドレスを削除
metric 値 インタフェースのメトリック値を設定
mtu 値 インタフェースの最大転送単位(MTU)を設定
netmask アドレス インタフェースのネットマスクを設定
tunnel アドレス IPv6 over IPv4トンネルを作成
hw ether アドレス MACアドレスを設定

【実行例】

● 現在のインターフェイスの状態を表示

ifconfig

● イーサネット(eth0)の状態を表示

ifconfig eth0

● 全てのインタフェースの状態を表示

ifconfig -a

● インタフェースを起動

ifconfig eth0 up

● インタフェースを停止

ifconfig eth0 down

 
● インタフェース(eth0)にIPアドレス(192.168.1.1)を割り当てる

ifconfig eth0 192.168.1.1

● インタフェース(eth0)にIPアドレス(192.168.1.1)を追加

ifconfig add eth0 192.168.1.1

● インタフェース(eth0)に割り当てたIPアドレス(192.168.1.1)を削除

ifconfig del eth0 192.168.1.1
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