dockerによるコンテナの管理についてまとめました。
dockerでコンテナの管理
dockerは、単一または少数のコンテナを効率的に管理できるソフトウェアで。
そのため、多数のコンテナを効率的に管理するには向いていません。
多数のコンテナ管理は、Kubernetesのほうが適しています。
主要なコマンド
dockerで使える主なコマンドは以下のとおりです。
コマンド | 概要 |
---|---|
docker run | コンテナの作成と起動 |
docker start | 既存のコンテナを起動 |
docker stop | コンテナを停止 |
docker kill | コンテナを強制停止 |
docker ps | コンテナを一覧表示 |
docker rm | コンテナの削除 |
docker attach | コンテナの標準入出力に接続 |
docker exec | 起動状態のコンテナでコマンドを実行 |
docker pull | Docker Hubからイメージを取得 |
docker push | Docker Hubにアップロード |
docker images | イメージを一覧表示 |
【使用例】コンテナ(dockerイメージ)を取得
「 docker pull イメージ名[:タグ名]」コマンドで、コンテナ(dockerイメージ)を取得します。
$ docker pull centos:8
【使用例】コンテナの起動
「docker run –name [コンテナ名] -it [image名] /bin/bash」コマンドで指定したイメージを起動します。
$ docker run --name sample-image -it sample-project/sample:1.0 /bin/bash
なお、オプションで起動時にホストOSのリソース(CPU、メモリの使用量など)を制限したりできます。
【使用例】バックグラウンドでコンテナを起動
$ docker run --name sample-image -it -d sample-project/sample:1.0 /bin/bash
動作中のコンテナの確認
「docker ps」で動作中のコンテナを確認できます。
$ docker ps
【使用例】バックグラウンドで動作しているコンテナに接続
「docker attach」コマンドでバックグラウンドで動作しているコンテナに接続します。
$ docker attach sample-image
【使用例】コンテナにログイン
「docker exec -it [コンテナ名] bash」でコンテナにログインします。
$ docker exec -it sample-image /bin/bash
【使用例】コンテナの停止
「 docker stop」コマンドでコンテナを停止できます。
$ docker stop sample-image
コンテナの削除
「docker rm コンテナID」コマンドでコンテナを削除できます。を使います。
$ docker rm XXXXXXXXX
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