Linuxのhistoryコマンドでコマンド入力の履歴を表示する方法についてオプションと例題付きでまとめました。
【historyコマンド】コマンド入力の履歴を表示
historyコマンドは、コマンド入力の履歴を表示します。
コマンドの入力履歴は、ターミナル上で上下の矢印キーを押すと呼び出せますが、historyを使うと入力履歴を番号付きで一覧表示できるので便利です。
history オプション [ファイル]
オプション | 意味 |
---|---|
整数値 | 履歴の末尾から指定した行数分を表示 |
-c | 履歴一覧から全ての項目を削除 |
-d 番号 | 指定した番号の履歴項目を削除 |
-a | 履歴ファイルに現在のセッションの履歴を追加 |
-n | 履歴ファイルからまだ読み込まれていない行を全て読み込む |
-r ファイル | 履歴ファイルを読み込み、内容を履歴一覧に追加 |
-w ファイル | 現在の履歴を履歴ファイルに上書 |
【実行例】
● コマンドの入力履歴を表示する
history
● 2番目の履歴を削除
history -d 2
【Linux超入門】システムの基礎とよく使うコマンドなど徹底解説
Linuxシステムの基礎とよく使うコマンドなどについて入門者向けに解説します。
コメント