【Linuxコマンド】alias・unaliasコマンドでコマンドに別名を付与

Linuxのalias・unaliasコマンドでコマンドに別名を付与する方法についてオプションと例題付きでまとめました。

【aliasコマンド】Linuxコマンドに別名を付与

aliasコマンドでは、コマンドに好きな別名を登録したり、登録した別名を確認できます。
逆に付与した別名を削除するにはunaliasコマンドを使います。

aliasコマンド

alias [オプション] [名前[=内容]]
オプション 意味
-p 現在の登録内容を再利用可能な書式で出力

unaliasコマンド

unalias [オプション] 名前
オプション 意味
-a 現在の登録内容を全て削除

【実行例】

●  「alias 名前=実行内容」で、エイリアスを定義できます。(=の前後に空白を入れない)。
例えば以下のように実行すると別名llでエイリアスを登録します。
登録後は、llコマンドを実行すると「ls -l」が実行されます。

alias ll='ls -l'

● aliasだけ入力すると、現在登録しているエイリアスを確認します。

alias

● 「alias 名前」で指定した名前でエイリアスが登録されているか確認します。

alias ll

● エイリアスを削除します。
 「unalias 名前」で指定したエイリアスを、「unalias -a」で全てのエイリアスを削除できます。

unalias ll
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