Linuxコマンド「sort」でファイル内の行を並べ替え(ソート)する方法についてまとめました。
ファイル内の行を並べ替え(ソート)
sortは、ファイル内の行を並べ替え(ソート)できます。
sort [オプション] ファイルパス
オプション | 説明 |
---|---|
-c | ソート済みか否かをチェック(真なら0、偽なら1を返す) |
-t 文字 | 列の区切り文字を指定(デフォルトはスペース)(t, だとコンマ区切り) |
-k m[, n] | m列目から[n列目]の値をキーにしてソート |
-r | ソート順序を逆にする |
-n | 空白を無視 |
-b | 先頭のスペースとタブを無視 |
-d | 英数字、空白、タブ以外を無視 |
-f | 大文字小文字を区別しない |
-u | 同一内容の行を削除 |
※-k 5,6 だと5列目で比較し、5列目が同じ場合は6列目で比較
※-k 5だと、5列目で比較し、同じ場合は6列目で比較・・・という風に最後の列まで順に比較
実行例
コマンドの実行例です。
$ sort -n k 5 data.txt 4 Korea Lee Fei 21 2 Japan Kei Sato 22 5 British Mey Craus 24 1 America Tom Brown 25 3 China Mao Ryu 28
上記の例は、data.txt内の行を5列目のデータを数値ソートで並べ替えた結果です。
「sort -nk5 data.txt」とコマンドを短縮することもできます。
※ -nを忘れると、連続した空白も列にカウントされ、2つ目の連続した空白がソート対象となります
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