LinuxのSwapを多く使用しているプロセスを確認するコマンドについてまとめました。
Swapを多く使用しているプロセスを確認
Swapの使用量は、psコマンドで確認できないため、/proc以下のプロセス情報(/proc/[プロセスID]/status)から確認する必要があります。
例えば、Swapを多く使用しているプロセス上位10個を確認する場合、以下のコマンドを実行します。
$ grep VmSwap /proc/*/status | sort -n -k 2 -r | head -10 /proc/thread-self/status:VmSwap: 0 kB /proc/self/status:VmSwap: 0 kB /proc/925/status:VmSwap: 0 kB /proc/916/status:VmSwap: 0 kB /proc/913/status:VmSwap: 0 kB /proc/911/status:VmSwap: 0 kB /proc/910/status:VmSwap: 0 kB /proc/909/status:VmSwap: 0 kB /proc/908/status:VmSwap: 0 kB /proc/907/status:VmSwap: 0 kB
「grep VmSwap /proc/*/status」でワイルドカードで指定して全プロセスのSwap使用量を取得します。
「sort -n -k 2 -r」で2列目(Swap使用量)が多い順にソートします。
「head -10」で冒頭10行(トップ10)を表示しています。
sortコマンドの使い方は以下ページで解説しています。
【Linuxコマンド】sortでファイル内の行を並べ替え(ソート)
Linuxコマンド「sort」でファイル内の行を並べ替え(ソート)する方法についてまとめました。
headコマンドの使い方は以下ページで解説しています。
【Linuxコマンド】headでファイルの先頭部分を表示
Linuxコマンド「head」でファイルの先頭部分を表示する方法についてまとめました。
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