Linuxの「スーパーユーザー」(root)と「一般ユーザー」アカウントの違いについてまとめました。
スーパーユーザーと一般ユーザー
ユーザーはユーザーアカウントを使ってLinuxシステムにログインします。
そして、ユーザーアカウント毎にアクセスが許可されているファイルやアプリケーションを使用します。
Linuxのユーザーアカウントは、主に「スーパーユーザー(root)」と「一般ユーザー」の2種類があります。
- スーパーユーザー(root)アカウント
- システム管理者用のユーザーアカウント。
- 全ての操作権限をもち、制限がない。
- 一般ユーザーアカウント
- システム利用者向けのアカウント。
- 使用できる操作(コマンドなど)に制限がある。
通常、システム管理者(スーパーユーザーアカウントの所有者)も一般ユーザーアカウントを所有しています。
スーパーユーザー(root)は全ての操作権限がある反面、誤操作により重大な障害が発生する可能性があるため、普段は一般ユーザーアカウントで作業を行います。
「/etc/passwd」と「/etc/shadow」ファイル
昔のLディストリビューションでは、「/etc/passwd」ファイルに暗号化されたユーザーアカウントのパスワードが保存されていました。しかし、「/etc/passwd」ファイルは一般ユーザーでも参照できるため、最近のディストリビューションではシャドウパスワードが用いられ、暗号化されたパスワードは、「/etc/shadow」ファイルに記述されています。
なお、「/etc/shadow」はスーパーユーザーのみ参照可能です。
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