Linuxのnmcliコマンドでネットワーク設定を変更する方法をまとめました。
nmcliコマンドの使い方
nmcliコマンドで、ネットワーク設定を変更します。
nmcli [オプション] オブジェクト コマンド
オブジェクト | 省略形 | 概要 |
---|---|---|
general | g | 一般設定を行います。 |
networkn | n | ネットワークの設定を行います。 |
connection | c | コネクションの設定(デバイスに設定したいネットワーク設定)を行います。 |
device | d | デバイス(物理NIC、イーサネット(eth0)などの物理インターフェース)の設定を行います。 |
【実行例】ネットワークインターフェースの設定確認
オプション等を入れずに、「nmcli」コマンドを実行すると、ネットワークインターフェースの設定確認ができます。
$ nmcli wlp3s0: 接続済み から Buffalo-G-XXXX "Intel 6 AX200" wifi (iwlwifi), 84:1B:77:XX:XX:XX, hw, mtu 1500 ip4 デフォルト inet4 192.168.11.38/24 route4 192.168.11.0/24 metric 600 route4 169.254.0.0/16 metric 1000 route4 default via 192.168.11.1 metric 600 inet6 fe80::486e:3623:XXXX:XXXX/64 route6 fe80::/64 metric 1024 p2p-dev-wlp3s0: 切断済み "p2p-dev-wlp3s0" wifi-p2p, hw eno1: 利用不可 "Realtek RTL8111/8168/XXXX" ethernet (r8169), 6C:02:E0:7A:XX:XX, hw, mtu 1500 lo: 管理無し "lo" loopback (unknown), 00:00:00:00:00:00, sw, mtu 65536
$ ifup eth0
実行例
以下のコマンドでコネクションの状態を確認できます。
$ nmcli connection NAME UUID TYPE DEVICE Buffalo-G-XXXX 5ac14400-f6d7-459e-XXXX-XXXXXXXXXX wifi wlp3s0 プロファイル 1 05162c7e-3efd-4a03-XXXX-XXXXXXXXXX ethernet -- プロファイル 2 eb6f1fe6-92b5-4317-XXXX-XXXXXXXXXX ethernet --
デバイスの状態を確認できます。
$ nmcli device DEVICE TYPE STATE CONNECTION wlp3s0 wifi 接続済み Buffalo-G-XXXX p2p-dev-wlp3s0 wifi-p2p 切断済み -- eno1 ethernet 利用不可 -- lo loopback 管理無し --
コネクションを有効化します。
$ nmcli connection up Buffalo-G-XXXX
コネクションを無効化します。
$ nmcli connection down Buffalo-G-XXXX
現在のホスト名を確認します。
$ nmcli general hostname sv1
ホスト名を変更します。
$ nmcli general hostname sv2
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