Linuxでメモリの使用状況を確認(freeコマンド)する方法についてまとめました。
メモリの使用状況を確認(freeコマンド)
freeコマンドは、メモリの使用状況を確認できます。
$ free -t
オプション | 概要 |
---|---|
-t | RAM+swap のトータルメモリを表示 |
-s 秒数 | 指定した秒数毎に更新して表示 |
-b | 単位をバイトで表示。-kだとキロバイト、-mでメガバイト、-g でギガバイトに変更。 |
実行中のプロセスを表示(psコマンド)
psコマンドは、実行中のプロセスを表示します。
ps [オプション] [プロセスID]
オプション | 概要 |
---|---|
a | 全ユーザーのプロセスを表示 |
f | プロセスをツリー形式で表示 |
r | 実行中のプロセス情報のみ表示 |
u | プロセスを実行しているユーザー名も表示 |
x | 全制御端末のプロセスを表示 |
-e | 全てのプロセスを表示 |
-l | 標準の「PID、TTY、TIME、CMD」だけでなく、「F、S、UID、PPID、C、PRI、NI、ADDR、SZ、VSZ、RSS、WCHAN、STAT」も表示 |
-p PID | 指定したPIDのプロセス情報のみ表示 |
-C プロセス名 | 指定したプロセス情報のみ表示 |
-w | 行を追加して表示 |
フィールド | 概要 |
---|---|
F | プロセスの状態を示すフラグ(16進数)。例えば00だとプロセス終了、01だとシステム・プロセス=常にメモリー上に存在していることを示している。 |
UID | プロセスを実行しているユーザーID |
PID | プロセスID |
PPID | 現在のプロセスの親プロセスID |
PRI | 優先度 |
NI | ナイス値(優先順位) |
VSZ | 仮想メモリの全サイズ |
RSS | 使用中の物理メモリー量 |
WCHAN | プロセスが休眠状態の時のカーネル関数名 |
STAT/S | プロセスの状態。Rは実行可能、Sは停止、Dは割り込み不可の停止を表す。 |
TTY | 制御端末の種類と番号。 |
TIME | プロセスが開始した時刻 |
COMMAND/CMD | プロセスのコマンド名 |
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