【Linux】egrepコマンドの使い方と実行例

Linuxのegrepコマンドで標準入力やファイルからコマンドラインを作成して実行する方法についてまとめました。

xargsコマンド

egrepは、複数の検索が一度にできます。
また、grepよりも高度な正規表現を使用できます。

 egrep [オプション] [検索パターン] ファイル
オプション 概要
-i 検索する際、アルファベットの大文字小文字を区別しない。
-n マッチした行の行番号を表示
-c マッチした行数を表示
-v マッチしない行を表示
-[数値] マッチした行の前後行[数値分]を表示
-A [数値] マッチした行の後[数値]行を表示
-B [数値] マッチした行の前[数値]行を表示
使用できる正規表現 概要
^ 行頭
$ 行末
. 任意の一文字
[ab] a、bのいずれか
[a-z] a~zの範囲のいずれか
[^ab] a、bのいずれでもない
[^a-z] a~zの範囲のいずれでもない
+ 1回以上の繰り返し
* 0回以上の繰り返し
{n} n回の繰り返し
{n}, n回以上の繰り返し
{n,m} n回以上m回以下の繰り返し
r1 | r2 正規表現r1かr2のいずれか

【実行例1】

data.txt内のうち、3桁の数字を含む行だけ出力します。

$ egrep '[0-9]{3}' data.txt

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