Linuxのclockコマンドでハードウェアクロックを設定・修正する方法についてまとめました。
clockコマンドでハードウェアクロックの設定
clockコマンドでハードウェアクロックの設定・修正ができます。
clock [オプション]
オプション | 概要 |
---|---|
-u | 世界標準時(UTC)として扱う |
-r、–show | ハードウェアクロックを表示 |
-w、–systohc | ハードウェアクロックにシステムクロックを書き込む |
-s、–hctosys | ハードウェアクロックをシステムクロックに書き込む |
–set、–date | ハードウェアクロックに任意の日時を設定 |
-h、–help | ヘルプを表示 |
オプションを指定しない場合には、ハードウェアクロックが表示されます。
使用例
以下コマンドを実行すると、現在のハードウェアクロックが表示されます。
# clock 2024年3月11日 11時01分21秒 -0.732681 秒
以下コマンドを実行すると、ハードウェアクロックに任意の日時を設定します。
# date --set="2024/03/11 11:03"
修正後のハードウェアクロックを直ぐにシステムクロックへ同期させたい場合、以下のコマンドを実行します。
# clock -s
以下のコマンドで、システムクロックをハードウェアクロックに書き込みできます。
# clock -w
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