Linuxコマンド「cat」でファイルの内容を表示する方法についてまとめました。
ファイルの中身表示(catコマンド)
catコマンドは、ファイルの内容を表示できます。
cat [オプション] ファイル名
| オプション | 説明 |
|---|---|
| -A | 行末、タブ、CRを可視化 |
| -b | 行番号を付加して表示(空行には行番号を付けない) |
| -E | 各行末に $ を追加して表示 |
| –help | ヘルプ表示 |
| -n | 行番号を付加して表示(空行にも行番号を付ける) |
| -s | 連続する空行を1つにまとめる(-n と併用した場合は結果として行番号がずれる) |
| -T | タブを ^I として表示 |
| -v | CR (0x0D) を ^M として表示 |
| –version | バージョン表示 |
【実行例1】行番号を付けてファイルの中身を表示
コマンドの実行例です。
cat -n test.txt 1 パンツァー フォー 2 戦車前進
【実行例2】複数のファイルを連結
txt1.txtとtxt2.txtを連結して、txt3.txtに出力します。 $ cat txt1.txt txt2.txt > txt3 .txt
【実行例3】ファイルの中身が一画面に収まりきれない場合(moreコマンド)
ファイルの中身が一画面に収まりきれない場合、パイプ「|」を用いてmoreコマンドを実行します。
$ cat test.txt | more

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